自力で取り戻せ

―抵抗できない環境なら
      さっさと抜け出して自分の世界を―

今日はちょっとヘヴィ。

とある過去…

就職も、進学もなかなか決められない『よくあるパターン』の生徒さんが居た。

・出席日数はギリギリ。
・成績もレッドラインが近い。
・学校生活はグダグダ。
・でも先生に好かれるタイプ(笑)

僕との世間話の中に、武勇伝がチラホラ混じりつつ卒業後の話をする。
(今はもう絶滅したと思われた『ヤンキー』ってやつだな)


で、進路はメチャクチャ悩んだ末に進学することを選んだ。


僕は就職を選んで欲しかったんだけどね。


でも、キャリアコンサルタントの独断で『キミは就職のほうがいい』とは言えなくて
あくまで本人の望む道の、その先に予測できる一般論の情報を伝える。

そのうえで決めたのが進学。
本人が望んだんだからそれでいい。

ところで、なぜ僕は就職して欲しいと思ったのか?
それは、彼と話してる内容に沢山の『痛み』と『絡まった糸』が見えたから。


家庭のことを聞かせてくれたとき、笑い話のように…


『おとといの晩御飯から何も食べてないけど平気。
  さすがに2週間も食べてなかった時は死ぬかと思った。水は飲んでたけど(笑)』


当たり前のように話すけど、当たり前ではない。笑えない。


そのとき思った。彼は保護下に居るべきじゃないって。
(そもそも保護になってない)

話を鵜呑みにするなら、保護ではなく束縛で、その環境にいることで
自分にフタをしてるんじゃないか?と。


進路を決めきれないのは、そのフタのせいじゃないか?って思った。


もう18歳になった彼は『自分で決める範囲』を広げるべきだ。
実行できるのは自分自身しかいない。その力は充分にあるはず。

進学は自分の意思で決めたんだから反対はしない。


僕もビンボーな少年時代を過ごした。
片親で、僕自身ではどうしようもない『環境』を理由に阻害された。
(でも母親は物凄く頑張ってくれた。感謝しきれない)

学校生活も褒められたモンじゃない。ひどかった。ひねくれてた。
苦労自慢をしたいわけじゃないけど、今思うと当時は寂しかった。


そのキズをどうにかするには…

片親の子供、貧乏人、生活保護受給者などなど
そんなレッテルを貼られた『環境=家庭』という枠から抜け出して
一人の人間として生きるようになって、やっと意識しなくなった。

今では貧乏生活を笑いのネタにすらできるようになった(笑)

(僕の話はもういいか)


で、彼の決めたことに対して反対はしなかったけど、一言だけ伝えた。


『晩飯にサラダがある家庭をつくろうな』って(笑)
これは僕がずっと思ってた、理想的な家庭だから。



今頃彼はどうしてるかなぁ…。
社会に出てドカンとやってほしいもんです。


その一方で僕は…
たまに嫁さんがサラダを作ってくれてます (にやにや)


―抵抗できない環境なら
      さっさと抜け出して自分の世界を―

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